必要な役割だから早めに決めておく

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2020年12月09日

喪主は、葬儀の代表者として故人に成り代わって弔問を受ける人になります。故人を見送る儀式を行うために、少なくとも通夜の前の段階には、誰がその役目を果たすのかを決めておかなければなりません。故人が若ければ、妻、夫といったパートナーが務めるのが一般的ですが、高齢の場合は、その子供が務めることになります。

喪主は、葬儀だけでなく、法事などの一連の法事でも代表者となるので、そのことを考慮して選ぶ必要があります。通夜のあとは、通夜ぶるまいの席に案内します。予定の時刻に打ち切るというわけにはなかなかいきませんが、頃合いを見計らって、喪主か世話役代表の人が挨拶をして、お開きになります。

このときの挨拶は『本日はお忙しいところお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。故人もさぞかしら喜んでいるでしょう。遠くからお越しいただいている方もいらっしゃると思いますので、この辺りでお開きにさせていただきたいと思います。

ありがとうございました。』という内容が当たり障りない通例ではないでしょうか。通夜ぶるまいに案内するだけで、挨拶ができないこともしばしば見受けられますが、可能な限り、1人1人に声をかけることもマナーです。

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