喪主を担う人の決め方と役割内容

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2021年04月22日

葬儀ではさまざまなシーンにおいて、喪主が遺族代表として率先して動くことが多いです。寺院とのやり取りや葬儀のあいさつもしなければなりません。そもそもこの役目は、誰が務めるべきなのでしょうか。故人に最も近い身内が担うことがほとんどです。

例えば親が亡くなったのであれば長男長女、夫が亡くなったのであれば妻がすることになります。しかしながら近い身内がおらず親戚も疎遠であるならば、生前親しくしていた親友や恩師が代理になることが多いでしょう。また女性が喪主の場合には悲しみで落ち込んで役割を担うことが無理な状態のこともあります。

その際には近い身内などに代理を任せても問題ありません。いずれにせよあまり負担がかかり過ぎないように、周りの人もできることはサポートしてあげると良いでしょう。参列者へのお礼の言葉や精進振る舞いの際のあいさつも、大切な役割です。

訪問してくださった皆様に対して、感謝の気持ちを述べます。スタッフが言うタイミングや内容は教えてくれるので心配しなくても大丈夫です。そのほか、祭壇脇の供花をとりまとめるなどの仕事も任されることがあります。告別式の後の四十九日や一周忌といった法事の際も、喪主は同一人物で変わりません。

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