喪主はいったい誰がなったらいいのか

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2021年05月07日

喪主とは葬儀を主宰する人のことを指しますが、亡くなった人との続柄によってだれがなるのかは大きく異なりますので、確認しておくことが必要です。世帯主がなくなった場合は配偶者や子供、それ以外の人がなくなった場合は世帯主がなることが多いといいます。

なお、基本的に男性の直系親族がなることは多く、父親が亡くなったときには直系親族である長男がなるといった選択が日本では多いです。ただし、直系親族である長男が5歳児などの低年齢の場合は配偶者がなることが多いといいます。

決められる優先順位となるのは、配偶者や長男が物理的になれない場合、次男以降の直系男性の子供・長女・次女以降の直系男性の子供がなることが多いです。万が一亡くなった人が独身の場合には、故人の両親・兄弟姉妹といった優先順位になることが一般的です。

両親兄弟もなくなっていて身寄りが誰もいない場合は、友人代表や知人などがなる場合も多いといいます。ただし喪主は1人ではなくても問題ないため、兄弟全員でなりたいといった希望がある場合は、葬儀社に伝えてなることが可能です。

役割は葬儀全体を監督することや、様々なシーンであいさつをすること、宗教関係者への連絡や依頼する葬儀社選びなどとなります。なお、施主という言葉がありますが、施主は葬儀を行う上でのお金を支払う人のことを指すため、まったく違った役割を担うものだと理解しておくことが大切です。

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